破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

海外留学 ホステルのすすめ

ブログマラソン264日目。

 

海外に来た時に泊まる場所として、ホステルが選択肢の1つとして挙げられます。ホステルは基本的にバックパッカーなど低予算で旅行している人たち向けの宿泊施設であり、部屋はドミトリーと呼ばれる相部屋です。4-10人部屋が主流で、バンクベッド(2段ベッド)が利用されます。キッチン、トイレ、シャワー、ラウンジなどはすべて共用のところがほとんどです。

 

基本的には旅行者向けなので、留学の際長期で滞在するということはあまりないとは思いますが、シェアハウス探しに苦戦する人にとっては便利な場所となります。

 

海外留学中はホームステイかシェアハウスが一般的で、最低2か月滞在だの、出る2週間前までには知らせなくてはいけない「2週間Noticeルール」だの、契約があるので面倒だったりします。もちろん最初に泊まったところが気に入って最後まで滞在するのであれば、何の問題もありません。しかし、私のように住まいをころころ変わらざるを得ない場合、この契約が邪魔をして余裕を持って探すことができないという状況になる可能性もあります。

 

そんなときには、ホステルの利用を選択肢の1つとして考慮することが重要です。実際に利用しなくても選択肢として考えるだけというのがポイント。

 

個人的な意見ですが、今いる住まいが嫌になった場合、難しいことは考えずにさっさとNoticeを出してしまうのが正解だと思います。2週間もあれば大抵の場合見つかりますし、仮に見つからなかったとしても、見つかるまでホステルに泊まってしまえばいいのです。

 

オーストラリアやニュージーランドで1人暮らしをするのは金銭的に考えて非現実的なので、どうしても誰かとシェアしなくてはいけませんし、そうなると何らかのトラブルはつきものです。

 

そういうときに、新しい住まいが見つかるまでは今の場所に嫌々滞在するのは、精神衛生上あまりよろしくありませんので、いつでも動ける態勢を整えておくことは意外と重要です。特に海外に着いてから最初の住まいは、事前に留学エージェントに手配されている場合がほとんどで、自らの目で確かめた住まいではないため、「思っていたものと違う」と感じる人は多いです。

 

そんなときに便利なのがホステル。昨日エジプト人と同居して嫌になった話を書きましたが、私は次のシェアハウスを見つけるまでの間、ホステルに泊まっていました。

 

 

goodman-australia.hatenablog.com

 

4人で部屋をシェアするなんて初めての経験だったので最初は少し躊躇しましたが、慣れてしまえばなんてことはありません。その後アデレードでもメルボルンでも、とりあえずホステルに泊まってシェアハウスを探すというスタンスでいくようになりました。

 

ホステルは値段が安く1泊単位で延泊できるので、余計な契約が無い分自由度が高いです。ルームメイトが嫌な場合は違う部屋に移してもらう、あるいは部屋のタイプを変えるといった選択肢もありますし、旅行者がメインなので出入りも激しく、特定の人とトラブルになるということは少ないです。

 

また色々な人と話せるというのもホステルの魅力だと思います。生活の基本が語学学校に通い、ホームステイやシェアハウスに泊まるという形になっていると、出会う人のタイプがある程度固定されます。皆英語を勉強しているという点で同じ方向を向いているので話しやすいという利点はあるかと思いますが、ホステルで会う人は明らかにタイプが違います。

 

中には留学生やワーホリで来ている人もいますが、お客さんの大半は旅行者。学校とシェアハウスの往復だけでは出会えないタイプの人と話せることは、大きな経験の1つになりえます。相部屋はちょっと・・・という人も多いとは思いますが、躊躇してしまうのは本当に最初だけです。慣れれば大して苦にはならないので、ぜひ選択肢の1つとして考えてほしいですね。

 

ちなみに余談ですが、ホステルはバッパーなんて言い方もあります。これはバックパッカーズホステルの略です。調べてみたところ、どうやらバッパーという名称はオーストラリアとニュージーランドで特に使われているのだそうです。

 

下記、Wikipediaからの引用です。日本語の記述が無かったため、英語での紹介となります。

 

Hostels for travellers are sometimes called backpackers' hostels, particularly in Australia and New Zealand (often abbreviated to just "backpackers").

Hostel - Wikipedia, the free encyclopedia

 

本記事ではホステルという記述に統一しましたが、私はいつもバッパーと言っています。他の国だとホステルという名称のほうが一般的なのでしょうね。