破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン199日目 - 地元への愛着が欠落している方が、海外志向が強いのかも

ブログマラソン199日目。

 

地元への愛着が欠落している方が、海外志向が強いのかも

 

海外生活3年。私がそこまで迷いなく長期で日本を離れられる理由の1つに、地元埼玉への愛着が欠落していることが挙げられます。皆が皆というわけではありませんが、短期ならともかく長期で海外を放浪するには、むしろ生まれ故郷への愛着が少ない方がいいのかもしれません。

 

私自身大学を卒業するまで20年以上も実家で生活していましたが、それは金銭的な理由があったのと、大学が東京都内にあったため、あえて離れる必要が無かったことが大きいです。早く東京・埼玉圏内から脱出したかったですし、事実就職活動は主に関西系の企業に絞っていました。

 

結果社会人になってからは広島に3年、ニュージーランドに1年、オーストラリアに2年。今後の予定はカナダに1年、ニュージーランドに1年と、ずっと地元から離れた生活を続けることになります。いずれ日本には戻るつもりですが、よほど特別な事情が無い限り、自分の意志で地元の埼玉に生活の基盤を置くことは99%ありません。家族と仲が悪いとかそういうわけではありませんが、たまに帰省してもあまり感慨深くならないんですよね。

 

やはり東京のベッドタウンとして栄えているからこその、地元愛の欠如かもしれません。地方から東京へ出稼ぎに出て、埼玉県に生活基盤を置くという人は多いでしょう。私の両親も2人とも埼玉出身ではありませんし、どうしても自信を持って故郷と言えるような環境でも無いのです。

 

故郷に関心が無いというのは本来嘆くべきことですし、私自身、生まれ故郷に愛着がある人達のことを羨ましく思います。しかし、地元への愛着が欠落していることによって、色々な世界を見る原動力になるということを考えると、決して悪い面だけではありません。地元大好き人間だったらこんなに長期で海外生活をすることは無かったでしょうから。