破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン174日目 - 会社を辞めてからの3年を振り返る

ブログマラソン174日目。

 

会社を辞めてからの3年を振り返る

 

日本にいる頃、新卒入社の会社を辞めたのが2012年10月。あれからもう3年が経った。あの時は既に海外に行くことを決めていたとはいえ、自分が海外で生活している姿など想像のしようも無かった。当時の「新しいことに挑戦する」というワクワク感は、今となってはどこへやらという感じだが、何とか3年間の海外生活を乗り切った。

 

石の上にも3年という言葉があるように、自分のキャリアは3年単位で見ていったほうがよいとはよく言われていること。私の場合、新卒入社である最初の3年間は新たな知識を吸収し仕事の仕方を覚え、社会人としてのスタートを切った期間。続く3年間は海外で新しいことに挑戦し、思いっきり視野を広げた期間だった。

 

それでは、次の3年間は一体どうなるだろうか。予定としてはカナダ、ニュージーランドで仕事をするつもりなので、また新しいことに挑戦するという意味合いはある。しかし、自分の海外生活に終止符を打ち、次のステップへつなげるという意味合いの方が強いように思う。実際に終止符が打たれるかどうかはその時になってみないと分からないけれども、そこまでの自分の全海外生活を糧に新たな道へ進まなければいけない。

 

こんな生活をしているからこそ、「他の人がやらないような人生にしている」というちょっとした自己陶酔がありながらも、「本当にこのままでいいのかな」という強烈な不安に苛まれたりもする。同じ会社でずっとスキルを磨き続けている人に比べてしまうと、単純な仕事力という点で大きな差をつけられていることは間違いないからだ。特に、次の3年間もまた無職からのスタートであることを考えると、どうしても期待よりは不安の方が大きい。

 

それでも、「まぁ何とかなるでしょ」と楽観的に構えている自分がいる。一人身というのは何とも寂しいものだけれど、自由に動けるのは大きな利点だ。動けるうちに好きなだけ動き回りたいという気持ちは常に持っているし、今後もどこかに定住するということは無いのかもしれないなと漠然と感じている。マイホームは買わずに、ずっと賃貸で生きていくんだろうなぁとも思う。

 

何はともあれ、来年になればカナダでの新たな生活が始まる。「次の3年」を充実したものにできるかどうかは自分の心構え次第。今まで積み上げてきた経験を活かし、自信を持って取り組めるかどうか。

 

また不安定な状態がずっと続くことは覚悟の上で、頑張るだけ頑張って、楽しめるだけ楽しみたい。