ブログマラソン91日目 - ブリスベン散策記①
ブログマラソン91日目。
ブリスベン散策記①
後回しにしていましたが、折角ブリスベンマラソンに出場したのだからブリスベンについて書いておかなくてはいけません。レース前日と翌日にブリスベン市内+αをぶらぶらっと散策してきたので、2回に分けて報告します。
ブリスベンはクイーンズランド州の州都であり、人口は約200万人。オーストラリアではシドニー、メルボルンに次ぐ第3の都市です。亜熱帯気候に属するため年中通して暖かく(暑く)、しっかりと四季のあるシドニーやメルボルンとはまた異なる環境となっています。
私の中ではブリスベンはビジネス街という印象を持っていました。実際に街を歩いてみたらその印象は正しく、メルボルンに比べてスーツを着ている人が多かったです(そんな気がした)。
また、街の中心部にはブリスベン川が流れており、ヤラ川が流れるメルボルンと似た風景でもあります。ヤラ川との大きな違いは、ブリスベン川が人々の日常の交通に利用されているという点です。主にCity Catと呼ばれる有料のフェリーと、シティーホッパーという無料のフェリーが運航しています。クイーンズランド州の交通網は全てTranslinkという組織によって管轄されており、ブリスベン川を走るフェリーも電車やバスと同じように運営されているのです。メルボルンでは市民の足としてトラム(路面電車)が発達した一方、ブリスベンではフェリーがその役を担うようになったというわけですね。
フェリーなんか時間通りに来ないでしょ、と考える人も多いと思いますが、侮るなかれ、実はフェリーはブリスベンで最も時間に正確な交通機関なのです。実際私は短期間の滞在で電車、バス、フェリー全てを利用しましたが、時間に正確で信頼できるのはフェリーだけでした。電車はメルボルンと同様、理由なく止まったり遅れたりします(何らかの理由はあるはずですが・・・)。バスは交通状況に左右されるので仕方無いとは思います。一方のフェリーは緩やかな流れの水上を走るため、大雨で氾濫ということでもない限りは周りの状況に左右されることなく運行することができるため、かなり時間に正確なのです。日常の交通機関として利用される一方、フェリーから街全体を眺められるので、多くの旅行者にも利用されているようです。
ブリスベンは観光都市では無いので、これといった見どころがあるわけではありませんし、市内観光をするなら半日もあれば十分でしょう。何と言っても私が楽しみにしていたのはメルボルンには存在しないモスバーガー(笑)。久しぶりに食べたかったのと、日本のモスバーガーとの違いがあるのかどうか興味があったので、市内中心部にあるモスバーガーに行ってきました。
午後2時半頃に行ったにも関わらず、店内には行列ができていて大繁盛でした。スタッフは日本人で店内の雰囲気も日本のモスと似たような感じで作られていました。
結局私はレース前日と翌日、2回も行ったのですが(笑)、そのときオーダーしたのが
初日:和牛バーガーとモスチーズバーガー
2日目:テリヤキチキンとチーズバーガー
です。味は日本のものと同じように作られており、久しぶりに食べたモスはおいしかった!
価格についても予想したよりは安かったので、もしメルボルンにモスバーガーができたら「マックに行くよりはモスに行く」となることは間違いありません。和牛バーガーは少々高く$7.5くらいしましたが、モスチーズは$6弱、チーズバーガーは$3.4と十分許容範囲です(オーストラリアにしたら)。
モスバーガーは既にゴールドコーストにも店舗を出しています。下記、少々古い英語の記事ですが、モスバーガーは欧米進出のためのテストとして、アジア人が多く住むオーストラリアに店舗を展開しているようで、将来的にはオーストラリア国内で200-300店舗まで拡大する計画とのこと。次のターゲットはシドニーとメルボルンのようですので、もしかしたら私がいる内にメルボルンに新店舗オープンなんて話もあるかもしれません。またこの勢いでニュージーランドにも拡大してもらえると大変ありがたいと思っています。
Japanese chain eyes piece of burger action THE AUSTRALIAN BUSINESS REVIEW
この日はレース前日だったこともあり、体力温存のため観光らしい観光はしていません。明日は観光らしい観光をしたレース翌日のブリスベン散策記をアップします。