破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

アデレード3日目の憂鬱

アデレード3日目。といっても更新途中でネット接続が切れてしまったので既に4日目に突入しています。一昨日の時点で銀行口座の開設、携帯の準備及びTFNの申請を終えたので、昨日から仕事探しです。ちなみに銀行はNZにいた時と同様ANZにし、携帯もNZで使っていたものがSIMフリーだったのでこっちでSIMだけ変えて終了。ただTop upの有効期限が2か月しかないのが痛い。2か月で$20も使わないって話ですよ。結局2か月ごとにTop upしなきゃいけないわけですね。あぁまたお金がかかる・・。TFNというのはTax File Numberの略で1人1人に割り当てられる納税者番号です。NZで言うIRDナンバーと同じです。

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さて、その仕事探し。結局季節労働の一つフルーツピッキングをすることにしました。オーストラリアにはセカンドビザの制度があって、特定の季節労働に3か月間従事すると2回目のワーキングホリデービザを申請する権利を得られるというものです。別に私はセカンドビザを申請するつもりは今のところ全くありませんので、3か月やるかどうかも分かりません。それでも将来どうなるか分からないので可能性だけでも上げておこうという気持ちはあります。折角オーストラリアに来たのだから大自然の中で仕事を体験してみたいと思ったのが一つと、アデレードで職探しはやっぱり厳しいかなと思ったことが今回フルーツピッキングを選んだ理由です。

 

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アデレードは本当にきれいで素敵な街だと思います。それは間違いないです。それでもどう表現したらいいのか分かりませんが、何となく街自体に活気が無いように思うのです。アデレードはシドニーやメルボルンに比べマイナーとはいえ、人口100万人以上を有するオーストラリア第5の都市です。それでもどこか居心地が悪く感じてしまいます。私がずっとオークランドにいたので、単に比べてしまっているだけかもしれませんが。まずオークランドには移民が多く、アジア人はもちろん、南米、ヨーロッパなどなど多くの移民や留学生がいます。それに比べてアデレードは留学やワーホリで人気のある都市ではありませんので、街を歩けばほとんどがオーストラリア人です。確かにこれこそが英語力を伸ばすために私が求めていた環境だったはずです。しかし今の私にはハードルが高すぎました。オーストラリア人の尋常ではない速さの英語や、知り合いが一人もいなく学校というきっかけも無い状況、そして何といってもNZには無かった暑さも合い重なり、正直言うとこの3日間きつかったです。

 

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まだ始まったばかりなので弱音を吐くつもりは毛頭ありません。実際にオーストラリアに着いて、現場を見て初めて知ることが出来ることがたくさんあると改めて感じています。そういう意味でアデレードに来たことに関して後悔はありませんし来て良かったと思っています。今回アデレードから少々離れてはいますが、マレー川にあるボートのホステル(船そのものがホステルになっており、実際に川に浮いている)に住みながらフルーツピッキングの仕事をします。1週間前に言いさえすればいつでも辞められるようなのでその辺は柔軟に対応できそうです。一応2か月をめどに考えていますが、どうなるかは分かりません。

 

最初はアデレードに3-4か月滞在した後パースの方に向かうことも考えていましたが、もしかしたらメルボルンかシドニーに移るかもしれません。これ以上日本人が多いとか少ないとかあまり考えても仕方が無いし、がっつり仕事するなら都市部に出ないと可能性がどうしても狭まってしまうのではないかと感じ始めています。

 

とはいえ、今回のオーストラリアでのワーホリは将来NZで働くための布石なので、あまり深刻に考え過ぎず流れるままに過ごしていこうかと思います。