通勤が仕事モードへの準備時間を与えてくれる
今年の2月まで私はオーストラリアのメルボルンでホステルに住み込みで働いていたので、早起きの必要も無く、乱れた生活習慣を持っていました。
通勤時間が無いため、気持ちの切り替えが中々うまくできなかったのですね。
goodman-australia.hatenablog.com
住み込みで働いたことがある人は分かると思いますが、精神的にものすごくしんどいです。何より仕事とプライベートの線引きが一切できなくなってしまうので、生活リズムを整えるのが非常に難しいのです。
住み込みの方が時間的に余裕があるから、早起きもしやすいでしょと思う人もいるかもしれませんが、そうはならないんですよね。逆にいつ起きても間に合うという意識が、早起きへの意志を妨げます。
さて、あれから環境も変わり現在はここバンクーバーにて9時-5時の通常オフィスワークをしています。通勤時間も20分強程度ですので、生活スタイルとしては比較的理想に近いかもしれません。
やはり仕事とプライベートの垣根がしっかりしているだけで、生活の質が一気に向上するということを改めて実感します。ニュージーランドで半年間、オーストラリアで1年半に及ぶ住み込み仕事生活を送っていたのでどこかでそれが当たり前になってしまっていたので、ようやく普通の生活に戻れたかなと。
特に「通勤」の時間があるというのが非常に大事だと思うのです。通勤時間が長すぎるのは問題だし、満員電車に揺られて通勤中に疲労するのも良くありませんが、ほどよい通勤は家でのリラックスモードから仕事モードに切り替えるための準備時間となってくれます。
そういう生活を続けていくうちに良いリズムが生まれ、眠い状態で朝食を取りながらも、通勤時間に目を覚まし、カフェでコーヒーを飲みながら読書したりスマホでニュースを拾い読みしたり。9時-5時で仕事して、帰宅して夕食。ランニングしてシャワー浴びてブログ書いて・・・と毎日同じことの繰り返しではありますが、オーーストラリアでの生活に比べると大分人間らしい生活をしているなぁと感じています(笑)。
たかが通勤、されど通勤。人によって時間も環境も違いますが、毎日強制的に発生するものなので、何か有効的に使いたいですよね。