破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ビクトリアマラソンに参加登録してみた

ブログマラソン362日目。

 

昨日バンクーバーマラソンのボランティア活動を通して受け取った刺激が消える前に、ビクトリアマラソンの参加登録を完了! 

 

ビクトリアはバンクーバー島という、バンクーバーのすぐ西側にある島の最南端の都市であり、ブリティッシュコロンビア州の州都でもあります。私は一度仕事の面接のために訪れたことがあります。

 

↓ちなみに「ヴィクトリア」と表記していることに特に意味は無いです。

goodman-australia.hatenablog.com

 

 

もう10月末までバンクーバーに滞在することは決まっているので、10月の第2日曜に行われるこのビクトリアマラソンははっきり言ってベストタイミングです。準備期間は5か月。フルは止めてハーフにするので、期間的には十分かなと。

 

これから夏に突入しますが、オーストラリアでアホみたいな暑さを経験した私にとってカナダの夏など恐れるに足らず。暑さに負けて練習不足になるなんてことも無いでしょう。

 

Home - GoodLife Fitness Victoria Marathon

 

これから徐々にランニング習慣を取り戻していきます。

 

「今日のTED」

May El-Khalil: Making peace is a marathon | TED Talk | TED.com

※日本語字幕版が見つかりませんでしたが、”Subtitles”から日本語を選択できます。

www.ted.com

 

シリアやイスラエルと国境を接し、紛争が断続的に起こるレバノン。その首都ベイルートで毎年行われるベイルートマラソンを立ち上げることになった経緯についてプレゼンされています。

 

2003年に始まったこのベイルートマラソン。調べてみると2011年には参加者3万人を超え、昨年2015年の参加者は3万7千人に達しています。同年の東京マラソンの参加人数が3万5千人ですから、それを超えているわけですね。

 

私の中で大きなマラソン大会は先進国で行われているものという勝手なイメージがあったので、レバノンという小さな国でこれだけの規模のマラソン大会が毎年行われているということに驚きを感じました。

 

実際、「ベイルートでマラソン大会を開催するのはニューヨークでマラソン大会を開催するのとはわけが違う」とプレゼンターのメイ・エル=カリル氏は話しています。

 

自分が交通事故で走れる体では無くなってしまった後に、「自分が走れないのなら他の皆が走れるようにしよう」という決意で本マラソン大会を立ち上げ、世界中からランナーが集まる大会にしてみせた。しっかりとした目的意識が無ければ実現できなかったことでしょうし、その志には感服してしまいます。

 

年に1回響く1つの銃声は、戦争では無く平和への合図となる。何だかじんとくる言葉ですが、それだけ厳しい環境で生活していると、年に1回開催されるベイルートマラソンはその人たちにとってとてつもなく大きな存在なのだと思います。

 

当たり前のようにマラソン大会に出場できる環境に、そして当たり前のように走れる体であることに感謝しなければいけませんね。