ブログマラソン93日目 - Airbnbを実際に使ってみた
ブログマラソン93日目。
Airbnbを実際に使ってみた
ブリスベン旅行編、最後のおまけ記事です。以前本ブログでも紹介したことがあるのですが、Airbnbというアメリカ発祥の宿泊予約サイトが規模を拡大しています。
goodman-australia.hatenablog.com
私は仕事の関係上、「ホスト」としてこのAirbnbを利用してきたのですが、実際に「ゲスト」として利用したことはありませんでした。今回のブリスベン旅行がいい機会になるのではと思い、今回Airbnbを利用して、ホテルでもホステルでもなく、個人のアパートに泊めてもらいました。
実際に使用したことで感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・いつもと違う経験ができる
・人との出会いがある
・幅広い選択肢がある
デメリット
・やや気を使う
・時間の確認など、個人的なやり取りが必要になる
・ホストの信頼性
Airbnbを利用するメリットは、やはり選択肢の幅広さと、それによっていつもと違う経験ができることだと思います。旅行したときの宿泊といえば、ホテルやホステルが定番ですし、個人の家やアパートに泊まるなんて経験は中々できません。私が今回泊まらせてもらったアパートは非常にきれいで、整頓も行き届いていました。ホストのNickというオーストラリア人も気さくで優しく、ホスピタリティに溢れた人で、私の2日間のブリスベン滞在をより良いものにしてくれました。
ブリスベンの地価はよく知りませんが、メルボルンで同じ質のアパートの一室を借りようとしたら、1週間$300は軽く超えるでしょう(一人暮らしでは無く、シェアの値段で)。旅行でアパートやシェアハウスに泊まるというだけでユニークな経験ですし、ホテルより圧倒的に安い価格で、「高級住宅に住むのはどういう感覚か」というのを実体験できます。私自身、高級アパートに泊まってみて、いつかはこんな場所に住みたい! と心より思いました。ホテルに泊まるより、そういった感覚がより現実味を帯びて感じられることもAirbnbを利用するメリットです。
ただし、当然デメリットもあります。第一に気を使うということです。ホテルやホステルでは特に気を使うことも無く、チェックインしたら自由に部屋や設備を利用すればいいだけです。しかし、Airbnbではより個人的なつながりが大きくなるので、多少気を使う部分もあるのです。第二に、個人のアパートなので、時間によってはホストが仕事をしていたり学校に行っていたりするわけで、待ち合わせ時間を事前に調整しなければなりません。また当日遅れてしまった場合も、連絡してやり取りする必要があります。
このように個人的にやりとりすることもコミュニケーションの一環なので、そういうことが好きだという人には何の問題も無いかと思います。このような個人的なつながりがメリットにもなる人もいれば、デメリットになる人もいるでしょう。
誰彼かまわずやりとりできる人はあまりいないと思うので、ホストがどういう人なのかを事前に知っておく必要があります。それはホスト側にとっても同じです。そこで重要になってくるのがレビューのシステムです。義務ではありませんが、ゲストもホストも宿泊終了後にお互いにレビューを書きます。ホスト側としては、ゲストから良いレビューをもらうことで信頼性を築き、お客さんを集めやすくなります。ゲスト側としては、ホストから良いレビューをもらうことで、予約申請をしたときに承認されやすくなります。というのも、宿泊を受け入れるかどうかは100%ホスト側の判断にゆだねられているので、怪しいなと思われたらその申請を却下される可能性もあるのです。
私も怪しい人がホストになっていたら嫌なので、良いレビューがたくさんついている物件を選択しました。実際に素晴らしいホストだったので、私は良いレビューを書きましたし、向こうも私に対して良いレビューを書いてくれました。こうやって「ホスト」も「ゲスト」も少しずつ信頼を勝ち取っていくことで、Airbnbを効率的に利用できるようになります。
今回初めてAirbnbを利用したことで、「ホスト」と「ゲスト」両方の側面を知ることができました。これだけ個人色が強い宿泊方法は今まで無かったと思います。Airbnbに登録するのは非常に簡単です。レビューを参考にして、トラブルを避けるように利用していれば、結構ゲーム感覚で楽しめるのかなとも思います。
新しい旅行スタイルを提供してくれるウェブサイトであることは間違いないので、まだ見たことの無い人は是非覗いてみて下さい。