破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

あえて不安定な状況を選ぶ

昨日のブログに書いた新たなワーホリ計画。企画段階ではものすごくわくわくしますが、現実的な想像を膨らませると、やはり不安な気持ちが押し寄せてきます。ちゃんとした仕事に就けるか、金銭的に問題ないか、その国の文化になじめるかなどなど、不安要素を挙げだしたらきりがありません。オーストラリアに来た時も、強烈な不安に襲われることもあったし、実際に嫌な思いもたくさんしました。

 

安定した収入、地位や肩書を求めるのであれば、現在の仕事を続けるべきでしょう。既にビザのサポートをしてもらっており、望めばオーストラリア永住権の道も開けます。客観的に見れば、ワーホリビザを有効に活用して成功したと言えるのかもしれません。それでも長く続けるつもりが無いのは、現状に満足していないからです。どうしても海外に移住したいという気持ちがあるわけでは無いし、今の仕事が楽しいとも思わないのです。永住権さえ取ってしまえば自由になれるのかもしれませんが、そのために仕事で長時間拘束され、メリハリの無い生活をあと数年も送るのは自分には耐えがたいことです。生来が旅人気質なのか、どうも同じ場所に留まっているのが苦手なようです。

 

私は新しいことに挑戦したいし、するべきだと思うのです。その結果失敗したとしても、挑戦したという事実が必ず自分を前に進めてくれると信じています。慣れた仕事で安定した収入。その方が堅実だし楽です。でもあえて不安定な状況に身を置いた方が、金銭的な不安や精神的な不安からは免れないとしても、新鮮な気持ちを味わえるし、常に刺激的で自分が変化しているという実感を持てるような気がします。

 

よい機会がそこに転がっていることに気づいてしまった以上、もうそこに向かうしかないような気がしてしまうのです。気づいた瞬間に思考がその方向に向かって突き進んでしまいます。日本で会社を辞めたときもそうでした。ニュージーランドからオーストラリアに来たときもそうでした。一応事前に計画を立てるのですが、計画通りに進んだ試しなんかありません。その決断力と行動力があったからこそ、刺激的で面白い人生になっているのかなと思っています(あくまで昔の自分と比べてということですが)。

 

また新しい環境で期待と不安にまみれながら、やっていくのも一興。動けば何かが変わると信じて、次のことを決めたいと思います。