破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン128日目 - オージーのDIY精神

ブログマラソン128日目。

 

オージーのDIY精神

 

私が働いているホステルは建物自体も古く、中の設備も最新のものが導入されているわけではありません。その結果、ところどころで不良が生じ、何度も修理の必要性が出てきます。何十人も住んでいるということもあり、修理は迅速に行わないとお客さんに文句を言われてしまいます。

 

日本であれば、大抵は業者に修理を依頼すれば済む話だと思いますが、オーストラリアやニュージーランドでは、業者に依頼をすると費用が物凄く高くついてしまいます。水が詰まってしまったから業者に頼もう、と気軽にできないのが現状なのです。

 

業者への修理依頼が高いせいで、こっちの人たちはDIY精神旺盛で何でも自分たちで直してしまいます。ここオーストラリアでは「Youtube & BUNNINGS」というのがパターン化しているようです。BUNNINGSというのはオーストラリアの大手ホームセンターチェーンです。つまり、Youtubeで修理の仕方を解説する動画を見た後、ホームセンターで材料を購入して自分で直してしまうわけです。

 

私の上司もニュージーランド人なので、例にもれず「Youtube & BUNNINGS」のパターンで色々な個所を修理しています。何を直すにしても、オーストラリアで業者に修理を頼むと本当に高いので、自分たちで修理をすることで、年間で見れば数千ドルの節約になる可能性もあります。

 

日本で何か修理をするとなると、ある程度安価で信頼できる業者に頼んでしまえば解決します。もちろん簡単なことであれば自分でサクッとやってしまいますが、水回りの修理や、大掛かりな修理になってしまう場合は業者に依頼しますよね。そういうことに慣れているので、こっちで生活していると「え、これ自分で直すの?」と驚かされることがあります。

 

日本ではあらゆることが便利になり過ぎてしまい、自分で考えて行動するということがどんどん少なくなってきているのかもしれません。オーストラリアやニュージーランドで生活していると、意欲的なDIY精神を垣間見れると共に、こういう部分は本当に見習いたいなぁと考えさせられます。