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破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン99日目 - 理想への道を妨げる障壁②

ブログマラソン99日目。

 

理想への道を妨げる障壁②

 

始めても継続できないこと。2つ目の大きな障壁です。

 

理想を描いて何かを始めてみても、長続きしない人も多いかと思います。続かない原因って何なのでしょう? そもそも大して興味が無かったという場合もあるでしょうが、続かない一番の原因は、理想とのギャップを思い知って嫌になることだと私は考えています。

 

よしやるぞ! と意を決して何かを始めるとき、最初はやる気に満ちあふれています。やる気があり過ぎるが故に、頑張り過ぎてしまうことも多いでしょう。例えばランニングを始めるとき、最初は数百メートルのジョギングから試してみればいいものの、いきなり5kmとか10kmを懸命に走ろうとする人がいます。

 

また、本を読み始めるとき、まずは簡単な小説やエッセイから読み始めればいいものの、いきなり難しい哲学書とかに手を出してしまう人がいます。

 

最初はやる気があるので、気力で続けることはできるかもしれませんが、やはり長くは続かない場合が多いでしょう。少しだけ続けて、「やっぱり俺には無理なのか」と、結局すぐに諦めることになってしまいます。

 

理想を意識しすぎると、現実の自分との差が鮮明に浮き彫りになり、そのギャップに絶望感を覚えてしまいます。私も、自分が描く理想に少しでも早く近づきたいと、頑張り過ぎて挫折した経験があります。理想へ近づくためには時間がかかることを知ること。理想と比べるのではなく、過去の自分と比べて、自分が成長していることを定期的に実感することが大切だと思います。

 

それに思い描いた理想に到達することが全てではありません。せっかく何かを始めたのだから、まずは継続させないと勿体無いですよね。だからこそ、まずは簡単なところから始めて決して無理はしない。リズムを作り、習慣化させることが重要だと思います。作家の村上春樹氏も著書『走ることについて語るときに僕の語ること』で、下記のように言及しています。

 

速く走りたいと感じればそれなりにスピードも出すが、たとえペースを上げてもその時間を短くし、身体が今感じている気持ちの良さをそのまま明日に持ち越すように心がける。長編小説を書いている時と同じ要領だ。もっと書き続けられそうなところで、思い切って筆を置く。そうすれば翌日の作業のとりかかりが楽になる。継続すること。リズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってはそれが重要だ。いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。しかし、弾み車が一定の速度で確実に回り始めるまでは、継続についてどんなに気を使っても使い過ぎることはない。

 

毎日集中力が途切れるまで、疲れ果てるまで頑張ってしまう人も多いと思いますが、著者が書いている通り、「まだできる」と感じているところで思い切って切り上げるのは、継続させるという意味では非常に大事だと思います。余力を残しておけば翌日のスタートが楽になり、またその日も余力を残しておけば更にその次の日もスタートが楽になります。継続してリズムを作ってしまいさえすれば、それが次第に当たり前の習慣に変わります。

 

私自身、このブログを続けることに対して、同じ原理を適用しています。多くの人に役立つ記事を書けるようになりたいという「理想」を持っていますが、現時点ではブログの更新を継続して習慣化させることに重点を置いています。調子が良ければ時間をかけて良い記事を書こうとしていますし、そうでもないときはただの日記のような記事も書きます。たとえ何の役にも立たない記事であったとしても、今の私にとっては毎日継続することに意味があるので、あまり無理せず取り組んでいます。その結果、今まで99日間継続することに成功しています。

 

村上春樹氏も言及している通り、「いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる」ものです。頑張り過ぎて諦めるよりは、気軽に構えて継続させる。時間はかかりますが、これこそが理想に近づくためのコツのような気がします。