破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン24日目 - 東野圭吾を英語で読む

 

ブログマラソン24日目。

 

東野圭吾を英語で読む

 

私がニュージーランドにいた頃に本ブログの前身「思い付きニュージー」にて東野圭吾は英語で読んでも面白いという記事を書きました。

 

東野圭吾は英語で読んでも面白い - 思い付きニュージー

 

もう2年近くも前の話になるのですが、あれからというもの、英語の本を読む機会は残念ながら減ってしまっています。というのも、非ネイティブにとって読みやすいレベルでなおかつ内容が面白い本を探すのが難しいからです。日本で有名な作家であれば、ある程度の数が英訳版として発行されているので、それを読むことは出来ます。上記ブログでも紹介したように、私は簡単に見つかった村上春樹と東野圭吾作品の英訳版にトライしたことがあります。

 

しかし、村上作品はものによっては内容を理解するのが難しく、少しハードルが高い。また東野作品は非常に読みやすく面白いのだけれど、英訳版の数が少なすぎる、という問題がありました。特に新規開拓もしていなかったので、自然と英語の本を読む機会から遠ざかってしまいました。

 

そんな中、先日メルボルンの図書館で東野作品の新たな英訳版を発見しました! そのタイトルは「MALICE」。英語版の出版が2014年だそうなので、これまで見つけられなかったのも無理はありません。久しぶりに英語の本を読もうと思い、早速借りることに。皆さんは「MALICE」という単語の意味を知っていますか? 私は全く知りませんでした。そして本文中にこの単語が出てくるまで、ろくに調べもせずに読み進めていました(笑)。

 

辞書で調べてみると、MALICEは「悪意」という意味。何か聞いたことある! と思って自分の記憶を辿ってみるとやっぱり日本語で読んだことのある作品。英語でも内容はしっかりと理解しているのに、まさか読んだことがあるとは思ってもみませんでした(笑)。以前に読んだ小説の内容って覚えていないものですね。よっぽど印象的でない限りそのときは楽しんでいても、結局内容の大半を忘れてしまう始末。まぁおかげさまで新鮮な気持ちで読み進めることが出来ています。

 

東野作品は英語で書かれていてもやっぱり読みやすいです。過去英語で読んだ2作品(容疑者Xの献身と聖女の救済)は日本語でも読んだことがあるし、今回の作品とは違って元から内容を覚えていました。だからこそすんなり読めたのかなと思っていたのですが、今回内容を知らない(覚えていない)状態で読んでも、すーっと頭の中に内容が入っていくし、特別難しい英単語が頻繁に出てくるわけでは無いので、辞書で調べるために手を止める必要がありません。

 

Amzonで購入できるので、英語で読書を始めたいという方、他の作品と併せてぜひ手に取ってみて下さい。

 

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