破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

環境では無く、意識を変える

ここ最近の自分の生活は本当にひどい。堕落の極みと言っていいほど、あらゆることに好奇心を持てず、何かをするモチベーションを失ってしまっています。


もう9月の半ばを過ぎてしまいました。仕事の契約期間があと1ヶ月半で終了するという状況の中、次の行き先を決めなくては行けないのですが、それもまだ決められず、優柔不断ぶりをいかんなく発揮しています。


本当はバンクーバーの次はトロントに行くと決めたはずなのに、このままトロントに行ったらまた向こうで廃人となるだけではないのか? と思い中々踏み切れずにいるのです。


気分転換のために環境を変えるという手はもう通用しそうにありません。一時的に気持ちが回復したとしても、また自己嫌悪の固まりと化すだけのような気がするからです。


いっそのこと日本に帰るということも頭をよぎります。今はそもそも目的意識もなく、海外生活に新鮮味を感じていない以上、トロントで何かを得られるとは思えないのです。


ただ日本に帰って廃人になるくらいなら、トロントで廃人になっていた方がよいかという意味不明の理由をつけて結局トロント行きを選択する可能性が濃厚ではあります。違う環境で挑戦しているんだと、多少自分を納得させられるから。


結局、環境の問題ではないのですよね。意識の問題。生きるための指針みたいなのが無いから、環境が変わるという変化があっても、その変化に対する自分の受け止め方や意識がクソだから、得られる結果もクソなわけです。


嫌なことは全て置かれた環境のせいにして、ただその環境を変えることで逃げ回る。正に自分が日本での新卒入社の会社を辞めてから続けてきたことです。


その会社を辞めて、海外に挑戦することになって、約4年間で3カ国、それなりに仕事もしてきました。端から見たら「すごい」とか「チャレンジ精神にあふれている」とか思われるかもしれません。しかし、自分の気持ちとしては、嫌な環境に耐え続けてきた自分と、嫌な環境から逃げ回ってきた自分という違いでしかなく、本質的には意識のレベルで成長はしていません。


今のままだとインドに行こうが、アフリカに行こうが、北極に行こうが、自分の意識は何も変わらないような気がします。少なくとも環境さえ変われば自分も変われるんだという甘ったれた意識を改めないと、決して成長はできないのではないか。


逆に言えば、自分の意識さえ変われば、環境を変えずとも常に成長できるはずです。さらに環境が変わったときに得られるものもまた大きくなるでしょう。


いい加減環境依存はやめて、どんな状況でも自分の意識を改善していく努力が必要だよなぁと考えています。