バンクーバーの食事情
今日はバンクーバーでの外食の話。
オーストラリアやニュージーランドと同じなのですが、カナダには「食文化」があまり発展しておらず、これぞ「カナダ料理」みたいなものは特に思いつきません。
一方で移民大国という側面もあるので、様々な国の移民から伝わってきた食文化があり、アジア系を中心に国際色豊かな食を楽しめるというのが特徴でしょうか。
ただこっちのレストランは非常に高く、昼食でも$15くらいは覚悟しないといけません。私は経済的事情もあり、実はバンクーバーのレストランで食事をしたのは1回だけです。チップも払わなきゃいけないですしね。
それでも毎日自炊するほどの気力は存在しないので、やっぱり外食はするわけです。じゃあどこで食べるのかというと、やはり便利なのがフードコート。
先にも述べたように、移民国家という特性上、フードコートには色々な国の店舗が集まっています。レストランほどは高くなく、大抵は$10以下で済ませられるのも魅力ですね(それでも十分高いのですが・・・)。フードコートではチップも基本的に払う必要がありません。
色々な国といっても大分偏ってはいるのですけどね。どこのフードコートに行っても、主流なのは日本食、中華、ベトナム料理、タイ料理、メキシコ料理などです。他にも場所によってはインド、ギリシャ、マレーシア・シンガポール、アラビア系など、多岐にわたっています。
しかし、所詮はフードコート。味の質は知れてます。特に日本食、中華、ベトナムは本場の味とかけ離れているので、残念ながら外れが多いです。安いから仕方なく食べるという感じ。
そんな質の低いフードコートでも私がそれなりにおいしいと思ってよく食べるのが、タイ料理です。「Thai Express」という店舗が結構バンクーバーのフードコート市場に進出しており、$10以下で食べられる食事としてはかなりましな方です。
メニューは色々あるのですが、私がよく頼むのはチキン・パ・タイ。パ・タイ好きなんですよね。いつも頼んでしまいます。
本場の味に少しでも近づけようと努力してるの本当にこの「Thai Express」くらいじゃないかなぁと思うくらい、他のは結構残念なものが多いのが現実です。
とにかく、バンクーバーにいても食べるのは結局アジア料理ばっかりになるんですね。私が利用する中でカナダっぽいものと言えば、地元で大きな力を持つファーストフード「A & W(ハンバーガー系)」とコーヒーチェーンの「Tim Hortons」くらいですかね。
物価が高いので、中々まともな外食ができないのは結構しんどかったりします。そういう意味でも日本での食の選択肢の多さは桁違いだと感じますね。やっぱ食は日本が一番です。