破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

海外送金とマイナンバー

海外に長期で滞在しているとどうしても必要になることの1つが、日本への海外送金です。

 

お金を貯めてから行く留学ならともかく、現地である程度稼ぐことを想定していくワーホリの場合、稼いだお金を日本へ送金しなければならないケースがあります。

 

私の場合、毎月奨学金の支払いがあるため、常に日本の銀行口座に十分なお金を入れておく必要があります。しかも今年の始めに一時帰国した際、一時的に止めていた国民年金の支払いを再開させたため、このダブルパンチは結構きつかったりします。

 

本当は引き落としが発生するみずほ銀行の口座に、1年くらいは持つように十分な金額を入れておいたつもりだったなのですが、今半年も立たずしてゼロになりそうです(笑)。旅行のための交通費やら何やらをクレジットカードで支払っていたので、どうやらそれが響いてしまったようです。それにしても予測が甘過ぎだよなぁ・・・。

 

そんなわけで、カナダで微かながら貯金したお金をほぼ全額みずほ銀行の口座に送金しなくてはいけなくなってしまったのですが、そこで問題になってくるのが昨年から交付が始まったマイナンバーです。

 

今年から銀行口座の新規開設、海外送金、海外からの入金などにマイナンバーが必要になりましたよね。

 

一時帰国した際、今後も海外からお金を送る機会があるだろうと思い、受け取り手数料の安い(かからないんだったかな?)新生銀行の口座を作ろうと思ったら、マイナンバーが無いと作れませんと言われてしまいました。

 

ここ3年以上海外で生活してきた私は、当然日本での住民票を抜いてあり、現時点でマイナンバーを受け取ることができません。新規に口座の開設ができないのは仕方無いとしても、海外送金までできなくなると相当不便になってしまいます。

 

じゃあ、実際マイナンバーが無いと海外送金はできないのか。ネットで調べてみても「銀行によって対応が異なる」程度の答えしか得られず、銀行によっては猶予期間があり、それまではマイナンバーが無くても対応してくれるらしいということだけは分かりました。

 

そんなわけでみずほ銀行に直接電話で問い合わせたところ、ちゃんと回答を得られました。

 

「2018年までは猶予期間として、マイナンバーが無くても海外被仕向送金は可能と法令で定められております」

 

とのことです(こんな口調じゃなかったけど)。ていうか法令で定められてるんですね。となると銀行によって対応が違うというのはガセネタか?それとも法令を守らないブラック銀行があるから気をつけろってことだったのかな?(笑)。

 

まぁ兎にも角にも一安心。実はみずほ銀行ってこういうときの対応に柔軟性が無いというイメージがあったので、ちゃんと対応してくれるのは意外でした。

 

最悪既にマイナンバーを持っている親の口座に送ってから、自分の口座に移してもらうという手もあるのですけどね。さすがに国内からの入金にマイナンバーはいらない(はず)。国内からの入金にマイナンバーが必要になると、長期海外滞在者は完全に日本の金融から閉め出されることになりますもんね。

 

海外生活が長くなればなるほど、本当に浦島太郎状態になります。日本にいる人が当たり前に知っていることを知らなかったり、当たり前に持っているものを持っていなかったり。

 

今後日本に帰るのが少し恐かったりする。慣れるの時間かかりそうだなぁ。

 

※3日目