破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

カナダの郵便局カナダポスト ストライキに突入へ!  

カナダポストは郵便局であり、日本郵便のような存在です。そのカナダポストがストライキに入るとの一報が入りました。ちらほらとそんな話は聞いていたけれど、遂に7/8(金)から決行されることになった模様。

 

カナダポストはカナダ国内の郵便事業の大半を担っているため、その影響力は計り知れません。今日も仕事で郵送しなければならないものが郵送できず、早速私(というか会社)も影響を受けました。

 

カナダにいる人だけでなく、日本からカナダへ荷物を送る人も注意しなくてはいけません。EMSでカナダへ送ったものは基本カナダポストが取り扱っているようなので、何か荷物をカナダへ送る必要のある人は他の宅配会社を利用しましょう。下記のサイトに詳しくまとめられています。

 

lifevancouver.jp

 

しかし、郵便局がストライキってすごいですよね。このまとめ記事によると、過去にも結構ストライキがあったみたい。

 

例えば日本郵便がストライキに入って、3週間郵便事業がストップとかなるなんてことを想像すると恐ろしい。他にも宅急便はたくさんあるとはいえ、大混乱は避けられないでしょうね。

 

2か月ほど前にもバンクーバーの交通網を支配するトランスリンクがストライキに入るのではないかという話がありました。結局ストライキには至らなかったみたいですが、本当にそうなっていたらたまったものじゃないですよ。

 

バスもシーバスもスカイトレインもトランスリンクの管理なので、文字通りバンクーバーおよびその近辺の交通網を支配しています。スカイトレインは無人運転なので関係ないかもしれませんが、やはりバンクーバーの主要交通網はバスです。ストライキでストップなんてなったら郵便の比ではない大混乱が起こるのは明らか。実際2001年に4か月にも及ぶストライキがあったみたいですね。

 

ストライキやロックアウトといった労使紛争が比較的多い文化の中にあっては、一元的であるがために地域社会に大きな影響を及ぼしてしまうことも否定できない。2001年4月1日から7月31日まで4ヶ月に及んだバス運転手の全面ストライキによって麻痺状態に陥ってしまうなど過去にも例がある。

トランスリンク (バンクーバー) - Wikipedia

 

 

日本郵便やJRが何週間も何か月もストライキに入るなんて到底考えられません。JR東日本がストライキに入ったとしたら、首都圏は即座に大混乱に陥ります。しかしカナダではそういうことが実際に起こってしまうのです。

 

文化の違いと言えばそれまでかもしれません。あるいはその業界を事実上支配しているからこそ、多少強気に出られるのかもしれませんね。

 

さて、今後はどうなることやら。私自身は郵便を利用する予定は別段ありませんが、留学やワーホリで来ている人で、日本から荷物を送ってもらう人は結構困るでしょうね。FedEXやDHLだと高くつくでしょうし、カナダポストが利用できない分皆そっちに流れていくので、いずれにしても遅延は避けられないでしょうし。

 

経過が気になるところです。

 

goodman-australia.hatenablog.com