破天荒な海外生活ブログ

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教育に革命を - 今日のTED

ケン・ロビンソン氏による教育に関するTEDトークです。

 

ケン・ロビンソン: 「教育の死の谷を脱するには」 | TED Talk | TED.com

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個人的に印象に残ったのは、「Task(作業)」と「Achievement(成果)」を分けるという点について。

 

例えば、ダイエットそのものは作業であって、成果として体重を落とさなくては意味がありません。運動が目的ならまだしも、ダイエットそのものが目的化してしまっては本末転倒です。

 

教育が目指す成果は生徒が学ぶことであって、教師が教えること自体はその目的を達成するための作業に過ぎません。

 

教育の話となると、先生が何をどう教えるか、指導要領がどうだ、教科書の記述がどうだと、教える立場の視点に立っている議論が多いように思います。そうじゃなくて、もっと生徒が何をどのように学ぶかという視点が大切なはずです。

 

同じ指導要領で、標準化された科目を教え、標準化された試験で評価される。それでは、標準化された人間が量産されるのは当たり前です。私も学生の頃は学校に押し付けられた教育で嫌な思いをしてきたので、ケン・ロビンソン氏が指摘する通り、廃れている現代教育の進化(Evolution)ではなく、違う形に変える革命(Revolution)が成されることを願います。

 

この2つも併せてどうぞ。話す内容は違えど、論点は同じようなものです。

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