破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

Awesomeな人生を送るために必要なこと - 「今日のTED」

昨日のAwesomeつながりで、今日紹介するのはニース・パスリチャ氏による「『Awesome』の3つの要素。」

 

このTED Talkはすごい。シリアスな話でも、ところどころにユーモアを交えて、17分半という長さにも関わらず、最後まで飽きずに引き込まれてしまいました。正にAwesomeなプレゼン。私が今まで見た中でも間違いなくトップ3に入ります。

 

ニール・パスリチャ:「Awsome(最高)」の3つの要素 | TED Talk | TED.com

www.ted.com

 

Awesomeの頭文字Aからとって、3つのAwesomeの要素を挙げています。

 

その3つというのが、

 

①Attitude(物事に対する姿勢)

②Awareness(気づく心)

③Authenticity(忠実であること)

 

 

であると述べています。トークの中で出てきていることを簡単に紹介してみます。

 

①Attitude(物事に対する姿勢)

生きていれば良いことも悪いこともある。そして悪いことが起きたときの姿勢について2つの選択肢を挙げています。1つ目は起きた悪いことに対して、永遠に悲しみ落ち込み続けること。2つ目は悲しんだ後冷静に戻った目を将来に向けること。

 

そして良い姿勢というのは2つ目の選択肢を選ぶこと。どんなに大きな困難でどれだけ苦しくても、未来へと少しずつ足を踏み出していく姿勢こそがAwesomeの1つ目の要素です。

 

②Awareness(気づく心)

3歳児の子供は本当に好奇心旺盛で色々なことに気づく。なぜなら彼らにとって目に入るもののほとんどが初めて見るものだから。そして大人になった私たちも皆昔は3歳児でした。何をするにも、何を見るにも、誰もが「初めて」を経験しており、その初めてに好奇心を持っていたはずです。

 

そういった自分の中の3歳児の心を取り戻すには、自分が初めて見たり経験したりしたことを思い出せばいい。そういう気づく心こそAwesomeの2つ目の要素です。

 

③Authenticity(忠実であること)

体が大きく、アメフトで「恐怖の4人組」などと言われていたうちの1人。そんな彼の趣味は刺繍。

 

周りからは「合ってないよ」なんてからかわれたのではないかと容易に想像できますが、きっと自分の体がこうだからこういう趣味を持っていなくてはいけない、みたいな先入観が無いのでしょう。本当に好きだから刺繍クラブに通うほど熱中する。自分の心に忠実に従っている証拠です。

 

偽りのないありのままの自分でいること。それがAwesomeの3つ目の要素です。

 

 

さて、このTEDトークに出てきた3つのAwesomeを簡単にまとめて紹介してみました。

 

トークの最後にも出てきていましたが、私たち人間は長くとも100年しか生きることができません。今より若くなることは無いし、毎日年を取り毎日死へ向かって時を刻んでいます。私も今ブログを書いているこの瞬間にも、私の残りの命は刻一刻とすり減っています。

 

だからこそ1日1日、1瞬1瞬を大切にして生きる。前向きな姿勢を持ち(Attitude)、3歳児のような心で様々な物事に気づきが持てるようにし(Awareness)、そして自分の心に忠実になる(Authenticity)。

 

そうやってAwesomeな人生を送りましょうという強烈なメッセージを送ってくれています。冒頭に述べた通り、ユーモアを交えたプレゼンには本当に引き込まれますので、ぜひ一度観てみてください。Awesomeな人生を送れるヒントが見つかるかもしれません。