破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログを365日毎日更新してみた

ブログマラソン365日目。

 

「ブログマラソン365日目。」

ついにこの1文を書くときがきました。

 

毎日ブログを更新すると宣言してブログマラソン1日目の記事を上げたのが2015年5月8日。元はといえば中途半端にブログを更新していた状況を何とかしたくて始めたものでした。

goodman-australia.hatenablog.com

 

毎日更新すると公表してしまえば、もう逃げ場はない。そう思って半ば勢いで始めた毎日更新も今日で丁度1年(実は閏月を挟んでしまったので厳密には1日足りないのですが、この際細かいことは気にしない(笑))。

 

さぞ達成感に浸っているのだろうとお思いかもしれませんが、実はそれほどでもないのですよね。確かにやり遂げたことは素直に嬉しいし、この日が来るのを待ち望んではいました。

 

しかし最初の数十日をクリアしたあたりから、「あぁ365日いけるな」という確かな実感を持つようになり、気づけばブログを更新することは顔を洗ったり歯を磨いたりするが如く、ただの習慣と化していたのです。

 

だから特別達成感というものはありません。実際のマラソンに例えると、一応完走はしたけど大したタイムでは無いといったところでしょうか。怪我さえ無ければ完走できることは最初から分かってましたからね。

 

さて、このブログマラソンを始めたことで私が感じた大きなメリットは3つあります。

 

①記録を残し振り返れる

②自分の考えを発信することで思考が整理できる

③アウトプットの場を設けることで積極的なインプットを心がけるようになる

 

①記録を残し振り返れる

毎日何かしら書いているので、当然のようにそれは自分の人生の記録として蓄積されていきます。別に日記を書いているわけではありませんが、そのときに自分の書いた記事を見れば自分がどんなことを考え感じていたのかをすぐに思い出すことができます。過去の自分を参照することがたやすくできるわけですね。

 

 

②自分の考えを発信することで思考が整理できる

自分の文章力を誇りに思うことはありませんが、自分が考えたこと、体験したことなどを記事にして公開するだけでも大分思考が整理できるようになったと感じています。ブログをやっていなかったらあまりアウトプットする機会を作ることができず、インプットしっ放しの状態が続いていたかもしれません。

 

 

③アウトプットの場を設けることでインプットを心がけるようになる

毎日ブログを更新するには当然の如く何かしらのネタを毎日ひねり出さなくてはいけません。ただ普通に生活しているだけでネタがあふれ出てくるほど私は優秀でもないし人生経験も無いので、必然的に自らネタを探すようになります。

 

具体的に何らかのイベントに参加したり旅行したりすることもあれば、自分の過去の体験や頭の中に溜まっていた思考からひねり出すこともあります。いずれにせよ、アウトプットを毎日強制したことで積極的なインプットを心がけるようになりました。ネタがあるから記事にするのではなく、記事を書くためにネタを作りにいくという逆転の発想を持てるようになったことで、より積極的に行動するようになった気がします。

 

 

 

これらのメリットを享受できたなぁと思うことは多々あります。ブログの毎日更新を始めて以来、明らかに読書量は増えたし、様々なニュースに目を触れる機会も多くなりました。またこの1年間を振り返ってみても、ブリスベン、シドニー、メルボルン、グレートバリアリーフなどのランニング大会への参加や、東南アジア弾丸旅行に行ったことなどは、半ばブログのネタ作り的な要素があったことは事実です。

 

さすがにネタ作りのためにカナダへ来たわけではないけれど、ブログの存在がカナダのビザ申請への後押しをしてくれた部分はある気がするんですよね。こういった様々な出来事を振り返ってみると、本当にブログマラソンを始めて良かったなと思っています。

 

そして365日間ずっと続けてこられたのは、何よりも読んでくれる人がいるからです。はてなスターをもらったりブックマークしてくれたりする度に励みになりましたし、またはてな以外でも毎日読んでくれている人がおり、本当に本当にありがたい限りです。しょうもない記事ばかりでごめんなさいと感じると共に、読んでくれる人がいるからこそ少しでも良質な記事を書けるようにと意識することができました。

 

もう記事の冒頭に「ブログマラソン○○日目。」と書くことは無く何となく寂しい気もしますが、これからも基本毎日更新は続けていくつもりです。ですので、引き続きよろしくお願いします。

 

「今日のTED」

スコット・ディンズモア: 好きになる仕事はどうしたら見つかるのか | TED Talk | TED.com

www.ted.com

 

30日間チャレンジとして始めた「今日のTED」もこれで終わりにします。

 

「好きになる仕事はどうしたら見つかるのか」。人生の大半の時間を費やすことになるものなので、多くの人にとって重要なテーマだと思います。

 

本プレゼンの中で、「自分の可能性を狭めているのは自分の想像力だけ」と説いています。やりたいと思っているのにやらない理由は、自分でできないと決めつけているか、周りの人にお前には無理だと言われるか。それによって多くの人が諦めるか、そもそも初めの1歩を踏み出すこともありません。やってみればできるかもしれないのに。

 

じゃあどうすればいいのかということに対する1つの答えとして、環境を変えることを挙げていますね。

 

「ゴールを変える必要はない。環境を変えればいい。」、「情熱を持つ人たちと一緒にいること。人は普段から最も多く時間を過ごす5人の平均くらいになる。」

 

そんなことできないと言っている人と一緒にいれば、できないのが当たり前になってしまう。一方、できると思っている、あるいは既に達成している人たちと一緒にいるようにすれば、できることが普通になる。

 

 

環境を変えることは誰にでもできますよね。情熱を持った人と一緒にいることで自分の考え方も良い方向に感化されますし、何よりも心地良いはずです。いちいち揚げ足を取るような人と一緒にいるのではなく、環境を変えて自らを情熱を持った人たちの中に身を置く。そうすることで自分ができないと思い込んでいたこともできるようになるかもしれません。

 

私自身、ブログの毎日更新は以前からずっとやってみたいなぁと思っていたことです。それでも「自分には無理だよな」と決めつけて中々1歩を踏み出せずにいました。

 

それでも始められたのは、他にも毎日更新をしている人がたくさんいたから。そして毎日更新している人のブログを毎日読んでいたことで、自分にもそれが当たり前になるような一種の暗示がかかっていたのかもしれません。

 

そして最初の1歩さえ踏み出してしまいさえすれば、そのあとは結構楽ちんなんですよね。「ブログ毎日更新するなんてすごいね」って言われることもありますが、やる気さえあれば誰でもできることです。

 

自分には無理と最初から決めつけて最初の1歩を踏み出せない人は多いと思います。でも踏み出してみると何だ意外とできるじゃんかって思うことはたくさんあります。やりたいことを始めるためにも、常に自分がいる環境を見返して、一緒にいて熱意を感じさせてくれるような人たちの中にいたいものですね。

 

goodman-australia.hatenablog.com