破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

「人と違うことをしたい」という無意味なプライドを捨てる

ブログマラソン256日目。

 

メルボルンで週末を過ごすのもあと2回となり、ようやく自分がこの場所を離れるのだという実感が涌いてきました。悪い思い出もたくさんあるので、あまりメルボルンが好きというわけではないのですが、さすがに2年もいると少し寂しく感じますね。

 

アデレードから夜行バスを利用し、メルボルンに到着したのが2014年1月18日。今日からちょうど2年前のことです。オーストラリアに行くと決めた時点で、シドニーとメルボルンだけは行くまいと心に決めていたのですが、アデレードでの生活がうまくいかなかったことから、結局逃げるように行き着いたのがメルボルンでした。

 

これらの都市に行きたくなかったのは、そもそも大都会が好きではないというのもあるのですが、当たり前過ぎるのが嫌だったというのが一番大きな理由です。オーストラリアにワーホリしに行くとなったとき、行き先がシドニーやメルボルンだと、周りからの反応は「まぁそうだよね」となり、何の意外性もありません。

 

一方、行き先がアデレードだと、「どこそれ?」、「何でアデレードなの?」という明らかに異なる反応が返ってきます。ちょっとマイナーな都市に行くことで、大多数が選ぶ選択肢に流されたくない、俺は周りとは違うことをやっているのだという感覚を所持したかったのです。

 

結果的にメルボルンへ逃げ込んだので、最初の目的地にアデレードを選択したのは無意味なプライドだったのかなぁと、今となっては思っています。「人と違うことをしたい」と言えば聞こえはいいですが、何か具体的にやりたいことが無い限り、単純に「人と同じことはしたくない」という消去法の考え方と同じなのですよね。どうしてもアデレードに行きたかったわけではなく、主流であるシドニーとメルボルンを選択肢から消去したに過ぎません。

 

この反省を活かして、次に行くカナダでは、単純に自分が行きたいと思っていたバンクーバーへ向かいます。留学・ワーホリに大人気の都市なので、まさに主流中の主流ですが、もうそんなこと気にする意味はありません。どこに行って何をしても人と違うのは当たり前ですし、既にニュージーランド、オーストラリアを渡り歩いてきた人間がさらにカナダに行くというだけで十分過ぎるくらい特別です。周りとの差別化のためにマイナー都市を選ぶ必要なんかありませんよね。もう消去法で行き先を決めたくはありません。

 

行きたいところに行って、やりたいことをやる。自分の強い意志があれば、「周りと違うかどうか」なんて関係なくなります。無意味なプライドは捨てて、自分の気持ちに正直に生きていきたいものですね。

 

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