ブログマラソン194日目 - 電話で英語の頭文字を正確に伝える方法
ブログマラソン194日目。
電話で英語の頭文字を正確に伝える方法
アルファベットの頭文字を電話口で正確に伝えるために、フォネティックコードというものが使われていることをご存知でしょうか。
英語のネイティブ話者であっても、電話で話しているとBとV、あるいはMとNなど発音が近い音を間違って聴き取ってしまう可能性があります。それらの違いを正確に伝達するために、一般的にフォネティックコードというものが利用されています。
AならAlpha(Alfa)、BならBravo、CならCharlie・・・といったようにそれぞれのアルファベットに1つずつ単語が割り当てられており、それらの単語を用いることで口頭での文字伝達をスムーズにさせるものです。例えば私の名前(Kyohei)をフォネティックコードで伝える場合、Kilo、Yankee、Oscar、Hotel、Echo、Indiaとなります。ちなみに私はニュージーランドの専門学校の授業で暗記させられました(もう半分近く忘れましたが(笑))。
そして、本日はそのフォネティックコードちゃんと覚えていればなぁという機会に遭遇したのです。
ニュージーランドのワーホリビザ申請には胸部X線の検査が必要です。この手の予約は普通オンラインでできるものですが、オンラインで予約する場合は、HAP IDなるものが必要らしく、今回のビザ申請では取得できないものなので仕方無く電話で予約をすることに。
今回検査を受ける目的を説明した後、パスポートの情報を伝えるだけのシンプルな流れだったのですが、その文字の伝達で躓いてしまいました。私のパスポート番号にはZが含まれているのですが、ズィーと発音しても相手には伝わらず「GolfのG?」と返される。Zooのズィーーーと言っても相手は理解してくれず「Gね?」と繰り返される。終いには、「アルファベットの最後の文字のZ!」と言っても分かってもらえず、もはやお互いに何を話しているのか不明になる始末。Zから始まる単語が全く思い浮かばず、ひたすらZoo!!、Zoo!!と叫ぶも一向に前に進まない。GじゃなくてZ!
最後にはようやく「Zebra」の文字が頭に浮かび、何とか解決する流れとなりましたが、まさかパスポート番号を伝えるだけでこんなに苦戦するとは思いませんでした。でもこれってフォネティックコードを覚えていれば、何の問題もなく進むはずだったんですよね。
私の発音が悪かったのは言うまでもありませんが、英語の発音はどうしても苦手で、もはやどうにもならないところがあります。だからこそ今回のような情報伝達で無駄な時間を費やさないように、改めてフォネティックコードがすらすら出てくるようにしなきゃダメだなぁと思いました。
ちなみにフォネティックコードだとZはZulu(ズールー)となります(Zebraじゃないですよ(笑))。知らない人が聞いたら、ちんぷんかんぷんになってしまいますよね。このようなコードを利用するには相手も知っていることが前提となりますし、こっちでは結構当たり前のように使われています。英語で電話しなきゃいけない場面に遭遇したときにはかなり有用なコードだと思いますので、興味のある方は是非覚えてみて下さい。
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