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破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン165日目 - メルボルンマラソン実況報告

 ブログマラソン165日目。

 

メルボルンマラソン実況報告

 

全種目合せて約2万5千人が参加したメルボルンマラソン。天気は曇りで、若干肌寒さを感じる気温の中での開催でした。今日はその実況報告です。

 

 

スタート スタート地点はテニスの全豪オープンの開催地であるロッドレーバーアリーナの近く。なぜか直前にオーストラリアの国歌を斉唱して盛り上がる。しかし私はオーストラリアの国歌など一切知らないので若干置いてきぼりな感じに。まぁ周りが盛り上がっているので、とりあえず自分も盛り上がってみる。ただそんなことより腰が痛い。今回はガス欠対策として、エナジージェル4本を持参。その内の1本をスタート前に補給する。周りを見渡すとコスプレしている人はほとんどおらず、皆本気モード(?)の様子。そんな中、スパイダーマンの格好をした人が目立つ。マスクもかぶって苦しそうだなぁ。

 

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スタートは朝7時。曇っていてまだ若干暗い。

 

2km 最初の2kmを走った時点で、かかった時間は14分。スタートラインを切るまでの時間のロスがあったとはいえ、7分/kmはさすがに遅すぎ(>_<)。しかし腰がとにかく痛いのでどうにもならない。

 

6km 最初のトイレ休憩。毎日平均10回以上はトイレに行く私の体では、トイレ抜きでのマラソン完走は不可能なのです。それにしても早すぎ?(笑) スタート前にも2回用を足しているんですけどね。

 

10km ここまでのペースは約6分45秒/km。あぁ腰が痛い。

 

11km レース中1本目のエナジージェルを補給。水と混ぜて飲まなければいけないということを知らず、若干気持ち悪くなる。しかし、給水所は過ぎたばかりで時すでに遅し・・・。味が不味くなかったのは不幸中の幸い。

 

12km 2度目のトイレ休憩。ゴールしてから気づいたのだけど、これが最後のトイレ休憩だった。

 

15km 走っている内に多少はペースをつかめてきたようで、何とか6分30秒/kmまで回復。腰の痛みもあまり感じなくなってきた。しかし徐々に脚に痛みを感じ始める。ポートフィリップからセイントキルダを通り、ひたすら海岸沿いを走る。曇っていることに加えて見慣れた風景でもあるので、あまり風情は感じられない。

 

24km ここまでは特筆すべきことは何も無く、一番安定した区間。そしてひたすら海岸沿いを南下しきっての折り返し地点手前。会社の上司であるニュージーランド人のJoshが応援しに来てくれるという話だったので、このあたりで彼を探す。実際は探す手間も無くすぐに発見。さすがに彼はデカい(190cm以上)ので、見つけるのは簡単だ。ハイタッチを交わすが、若干痛かった。手デカいって。

 

26km 折り返しである25km地点を超えてJoshに再会。どうやらランナーの列をくぐり抜けて、反対側の道路に渡ってくれた模様。写真を撮っていたので、とりあえずポーズを決めてみる。再びハイタッチを交わし、別れを告げる。だから痛いって。

 

28km 2度目のエナジージェル補給。今回のやつは水無しで飲めることをスタート前に実証済み。とりあえず空腹を凌ぐ。

 

30km 海岸沿いのコースを終え、あとは市街地へ一直線。しかしここで脚の痛みが頂点に達すると共に、忘れかけていた腰の痛みが戻ってくる。ここからはまともに走ることが出来ず、ちょっと走っては歩き、ちょっと走っては歩きの繰り返し。31km、32km、と少しずつ歩を進めていくが、1kmがあまりに長い。この時点で5時間越えと自己ワーストの更新を覚悟。歩かず完走という目標は儚い夢となる。

 

33km 反対側の道路を同じ方向へ走るランナーの集団が見える。よく見ると赤色のビブをつけており、どうやら同じマラソンランナーのようである。よくよく思い出してみるとマラソンのコースは最後、市街地に着く前に一度迂回してボタニックガーデンの横を通り、一度市街地から離れてまた戻ってくるのである。つまりあれは前を走る集団であるということ。別に走る距離が変わるわけでは無いが、折角近づいていたゴールから一度遠ざかるというのは、気分的にしんどい。ある程度地理を知っているだけに、「あの道通ってあそこに戻るのか」というのをまざまざと想像することができ、絶望感を覚えてしまう。

 

36km この辺りが一番辛かっただろうか。ボタニックガーデンの周りは私が普段利用しているランニングコースでもある。家も近いので、このまま道を外れて帰りたい・・・。あぁ脚も腰も痛い。

 

39km スパイダーマンに抜かれる。

 

40km 私が40km地点を通過する際、係員の人が丁度40kmの距離表示を取り除こうとしていた。後で気づいたことだが、私の少し後ろの集団は関門に引っかかりコース変更を余儀なくされていた。つまり既定のコースを走っている中ではほぼ最後尾に近かったということ。それはともかく、いつもなら後2kmはスパートをかけてゴールまでまっしぐらに向かうのだが、今回はその気力も無かった。少しでもペースを上げると腰に痛みが走る。脚の痛みは我慢できても腰の痛みには耐えられない。ただ1歩1歩足を踏み出すことのみを考えながら前へ進む。

 

41km メルボルンの中心地であるフェデレーションスクエアから大通りのフリンダースストリートを走る。とにかく人通りが多いので、既に完走して帰路についている人やら、普通の日曜日を過ごしている人やらに見られながら走る。あまりに惨めな姿で走っているため、さすがに恥ずかしい。体が言うことをきけば、風のごとく走り去って行きたい。

 

42km ゴール地点であるMCG(メルボルンクリケットグラウンド)手前。このあたりで、コース変更を余儀なくされた人達が距離調整のための往復コースをひたすら走っている。あれは精神的にきつそう。

 

ゴール 最後はMCGの中を半周してゴール! ペースを上げて走ることは出来ないものの、バカでかいスタジアムの中を走るのは何とも言えない爽快感がある。観客がいたわけでは無いが、それなりに雰囲気を味わうことができたような気がする。

 

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スパイダーマンがちゃっかり写っていた。 

 

ゴール後 ゴールの余韻に浸る余裕も無く、完走メダルをもらって一休み。こんなに疲れたのは初めてだ。以前しまなみ海道を100km完走したことがあるが、そのときよりも体へのダメージが大きい。やはり腰の痛みが大きかった。

 

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※ちなみにニュージーランドでもオーストラリアでも紙の完走証は発行されません。こっちでは紙の値段が高いため、一人一人に印刷して配布というのはコスト的に難しいのでしょう。あるいは賞状という文化があまり一般的では無いのかな? その辺は不明。

 

以上、メルボルンマラソンの実況報告でした。やはり腰痛を抱えてしまったのがつらかったですね。腰痛さえなければ自己ワーストは免れたと思いますが、それでも脚が持たなかったことに変わりはありません。いつもなら大会終了後は「今度こそ」という想いで次の大会のことを考えるのですが、今回はそんな気分にもなりませんでした。1日経った今でもその気持ちは同じです。

 

どうやら今回のマラソンでは、自分自身に対するダメージが相当大きかったようです。フルマラソン4度目の出場にして、ちょっと懲りてしまったのかもしれません。最初は2010年の下関海峡マラソン。初めての体験で、完走しただけで大きな自信となりました。2度目は2011年の大阪淀川市民マラソン。このときは完全なる練習不足で5時間越えを記録。それでもめげずに、「今度こそ」という気持ちがありました。そして3度目がニュージーランドのロトルアマラソン。初めての海外マラソンとあって、貴重な経験となりました。大したタイムではありませんでしたが、自己ベストを記録したのもこの大会です。

 

しかし、今回のメルボルンマラソンはただただ辛かった。正直言うと、何でこんな思いまでして走っているんだろうと、疑問に思ったほどです。

 

だからといっていきなりランニングを止めようという話になるわけではありませんが、多分しばらくフルマラソンの大会には出ないです。大会に出るのは10kmかハーフに留めておいて、もうちょっと走りに対する考え方を変えようかなぁと。どう変えるかは分かりませんが、あまり無理するのはよそうと本気で思いました。

 

今までメルボルンマラソンという直近の目標に向かってはいたものの、正直何を目的に走っているのか分からなくなっていたのは事実です。自分のランニングに対する姿勢そのものを考え直すきっかけを与えてくれたという点では、意味のある大会だったのかもしれません。

 

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