ブログマラソン153日目 - 上を見過ぎるときりがない
ブログマラソン153日目。
上を見過ぎるときりがない
何をするにしても、常に自分よりできる人と比較してしまうのは私の悪い癖です。そのせいで、「俺なんてこんなもんか」と思って自信を失う経験はしばしば。また、そのせいでチャレンジ精神をなくしてしまうこともしばしば。
何をするにしてもその道の一流になるのは難しいことですし、時間のかかるものです。一流になってやるぞと意気込んでやるならともかく、私には大抵そこまでの情熱はありません(持ったことがありません)。私がやってしまうことは、
何かを始める
→そこそこ伸びる
→上を見る
→到底かないそうもない一流の人間がうじゃうじゃいる
→自信を無くす・諦める・妥協する
という流れ。まぁよくあるパターンですよね。本来は自分の能力が客観的に上がっていればそれでいいわけで、一番、あるいは一流になる必要なんか無いわけです。上を見たらきりがないということは、素直に受け入れなくてはいけません。それでもどうしても他人と比較してしまうのは悪い性であって、私はいつも客観的視点を無くしてしまいます。
例えば、コンピュータのプログラミングスキル。これは私が上記のパターンにはまる最たる例です。大学の授業でも会社の研修でもプログラミングはやりましたが、結局基礎だけ身に付けた後、使う機会が無く全部忘れました^^;
でも、もっと勉強しておけばよかったと思う場面はたくさんあるのです。ソフトウェアの開発に携わったわけではありませんが、日本にいた頃はばりばりExcelを使っていたし、今もGoogleスプレッドシートを使いまくっています。表計算ソフトなので、最初から組み込まれている関数をある程度使いこなせれば、基本の業務を進めるには十分なのですが、マクロを組んでもっと効率化を図れたらなぁと思ったことが何度あったか分かりません。
つべこべ言わずに勉強すればよかったのですが、如何せんプログラミングをできる人はごまんといます。ちょっと勉強して成長したなと思ったら、上を見ると自分との能力差に愕然とする、というようなことを繰り返して結局挫折した経緯があります。
まぁ心の底からやりたいことと言うよりは、できたら便利くらいにしか思っていないのも事実です。本当にやりたいことであれば、周りとの能力差なんか気にせずに取り組むことができるはずですしね。
それでも少し興味を持ったことで、上との比較だけで何度も挫折してしまうというのは、客観的に見れば大きな損です。惰性で続けているときに向上心を刺激するという場面では上を見るのもいいかもしれませんが、自信を持つまではあまりできる人との比較は避けたいところ。
以前もブログに書きましたが、当たり前の能力が重宝される環境はあるのです。
goodman-australia.hatenablog.com
自分としては仕事をやっていて「こんなんで評価してもらっていいの?」と思うことは多々あるのですが(手を抜いているわけでは無く)、やはりそれを評価してもらえることはありがたいと思うし、自信につながります。どんな小さな組織であっても、その組織内で自分の能力が認められれば、それで十分その能力向上に時間を費やした意味があるわけです。もっと能力の高い人が世の中にいるかどうかなんて組織からしたらどうでもよい話で、報酬に見合った仕事さえできれば、そこに価値は存在します。
そんなことを意識しながら、謙虚さは持ちながらも何事にも自信を持って取り組んでいきたいですね。上を見過ぎたらきりがない。これからは客観的に自分を評価して、自信を失わないようにしたいものです。