破天荒な海外生活ブログ

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ブログマラソン109日目 - テレビやスマホに費やす無駄な時間を削除する意識

ブログマラソン109日目。


テレビやスマホに費やす無駄な時間を削除する意識


無駄と思いながらもあると使ってしまうのは、悲しい人間の性です。今や誰もが持っていて当たり前となったスマートフォン。どこにいてもアクセスできるインターネットと、継続的に開発される使い勝手のよいアプリの数々。仕事に趣味に活用しまくっている人は多いと思います。


かくいう私もスマホを存分に利用している一人ですが、そんな中でも意識的にできるだけ使用に制限をかける努力をしています。というのも、あまりに便利なスマホにのめり込み、いわゆるスマホ中毒になるのが怖いのです。4年ほど前に携帯を買い替えたときも、周りの皆がどんどんスマホに買い替えていく中、私は「あると使ってしまう」スマホの利用を制限できる自信がなく、わざわざガラケーを購入したほどです。


これと同じ理由で、私はテレビを一切見ません。私は大学を卒業するまで埼玉にある実家でずっと暮らしていました。その頃は本当に無駄と思えるほど毎日のようにテレビを見る習慣があったのです。テレビはあるとつけてしまいますし、ついていると自然と見入ってしまいます。それが例え下らない番組だとしても。


社会人になって広島で一人暮らしを始めたのが、2009年。そのときはお金に余裕が無かったのでしばらくの間テレビが無い生活を送っていました。そんなテレビ無し生活を続けている内に、「テレビなんか無くても生きていける」ということに気付いたと同時に、それまでの生活でどれだけテレビの視聴に莫大な時間を費やしてきたのかを思うと、とてつもない後悔の念に襲われました。


スマホとテレビの共通点は、情報の受け取り方が受動的であること。スマホは自分で操作して情報を探すので、一見能動的のように見えますが、スマホを操作している間の大半は受け身の時間だと思います。スマートフォンというだけあって、様々な情報を自動で流してくれるので、それに頼りがちになってしまいます。

 

私はテレビもスマホも否定しているわけではありません。テレビでも面白くてためになる番組はたくさんあるし、スマホも利用方法を間違えなければこんなに便利なものはないでしょう。完全に遮断する必要は無くても、自分で制限をかける意識は大事だと思います。テレビであれば、視聴する時間を決めておいたり、最初から視聴する番組を特定しておくのもありです。スマホであれば、今自分がどの用途にどれだけの時間を費やしているのか、現状を把握して、削減できる無駄があれば削減した方がよいでしょう。日常生活でも、仕事でも「無駄なスマホ操作」はたくさんありますよね。


何にしても、使いすぎは体に毒です。私もテレビを長時間観ていた頃はとてつもなく疲れていましたが、どうしても観るのを辞められなかった記憶があります。スマホにしても同様のことが言えるでしょう。


これらを使用できない環境に強制的に身を置くのが、無駄な時間を削除する一番効果的な方法です。それが難しいということであれば、ぜひ少しでも制限する意識を持ってみてください。ほんの少しの自戒の意識があれば、変化は訪れると思います。