破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン57日目 - 時間なんかあっという間に過ぎていく

 

ブログマラソン57日目。

 

時間なんかあっという間に過ぎていく。

 

光陰矢のごとしとはよく言ったもので、時間の流れが非常に速く感じられます。そして一昨年より昨年、昨年より今年と、次第に速く感じるようになっていっているのがむなしい。

 

楽しいことをやっているときは時間はあっという間に過ぎていくように感じます。それはその物事に熱中して時間のことなんか忘れてしまうから。しかし、長い目でみると退屈な毎日を過ごしているほうが時間の流れを速く感じてしまうような気がします。というより無意味な時間を過ごしたと感じてしまうと言ったほうがよいかもしれません。

 

毎日楽しく刺激的な生活を送っていれば、その日その日の時間の流れを速く感じたとしても、ふと振り返ったときに充実した生活を送ることができたと実感します。一方、毎日退屈な日々を過ごしてしまうと、1日1日の時間の流れは遅くても、振り返ったときにその中身が空っぽであると実感してしまうので、結果的に満足感が決定的に違います。もう1年も経ったのか! 何もしていないよ! と時間が無意味に過ぎ去ったように感じ、時間の流れに対して焦りを覚えるのです。

 

時間の流れを気にするということは、充実してない生活を送っている証拠ではないのか? とふと思ったのです。自分の本当にやりたいことをやって、毎日楽しく刺激的な生活を送ることができていれば、文字通り夢中になってそもそも時間の流れなど気にする必要も無くなります。もう半年も経ったのか、もう1年も経ったのかと考えて焦りを覚えてしまうのは、やはり充実した日々を送れていない証拠のような気がします。

 

例えば私の留学1年目は毎日新しいことだらけで、そもそも時間の流れなど気にする余裕もありませんでした。1日1日はあっという間に過ぎ去っていたという記憶はありますが、今振り返ってみると留学1年目は中身の詰まった充実した1年だったと思います。一方の2年目はある程度海外生活に慣れてしまい刺激が減ったせいか、留学1年目に比べると密度が薄く、何だか何事も無く1年が過ぎ去ってしまったような感覚に囚われるのです。

 

時間なんか気にすることなく何かに熱中して取り組み、振り返った時に密度の濃い日々を送れたと実感できる。そんな生活が理想です。そして今の自分はそんな生活からかけ離れている。

 

日々を刺激的にする唯一の方法は自ら行動することです。その内環境は変わるさ、とか誰か人生の師となるような人がその内現れて自分を変えてくれるさ、とか考えている内は永遠に何も変わりません。環境が変わるのも、良い人に出会えるのも自分が行動するかどうかが全て。

 

環境任せにせず、他人任せにせず、言い訳せず、思い付いたら即行動。そうやって時間の流れなど気にならなくなる人生を創り上げたいものです。