破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン53日目 - オーストラリアワーホリの目的

ブログマラソン53日目。

 

オーストラリアワーホリの目的

 

昨日は海外留学の目的について書いたので、今日はワーキングホリデーの目的について書いてみたいと思います。

 

ワーキングホリデービザは、就学、就労、観光が可能な1年間有効なビザです。国によって条件は異なりますが、おおよそ似たようなもので基本的には30歳まで(31歳の誕生日を迎えるまで)に申請を終える必要があります。日本がワーキングホリデーの協定を結んでいるのはオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェーの全12か国。英語圏だけではありません。

 

私がそもそもオーストラリアにワーホリで来たのには2つの大きな理由があります。1つは、別の国も見てみたかったこと。ニュージーランドで1年留学している内に考え方も変わったし、視野が広がりました。どうせなら別の国も見てみたいという気持ちも湧いてきたので、ニュージーランドから一番近いオーストラリアに思い切って行くことにしました。

 

2つ目の理由はニュージーランドのワーホリビザを残しておきたかったことです。私の初期の計画は1年間の留学後、そのままワーホリに切り替えてニュージーランドで働くことでした。しかし、留学を終えた後でも仕事で通用する十分な英語力が身に付いているとは思わず、もっと実践で英語を磨きたかったのです。つまり、ニュージーランドで働くことは後回しにして、まずは別の国で実践と共に使える英語力を短期集中で身に付ける。ワーホリは1年間のみ有効な貴重なビザなので、将来ニュージーランドで働くためのワーホリビザを取っておきたかった。それこそがオーストラリアにワーホリに来た2つ目の大きな理由です。

 

結局オーストラリアには予想以上に長く滞在することになりましたが、今でもニュージーランドに戻りたい気持ちはありますし、実際そうするつもりでいます。まだ別の国も見てみたいという気持ちもあり、カナダへのワーホリも計画中です。

 

いずれにしてもワーホリが留学と決定的に違うのは、就労可能かどうかです。中級レベルの英語力を持つ人にとって、効率的に英語力を向上させる方法は仕事で英語を使うことだと思っています。多かれ少なかれ仕事であればプレッシャーがあり責任があります。そういう環境で使う英語というのは、リラックスした日常会話とはまるで違います。英語ができないことでクビになることだってあり得るのですから、向上心も保ちやすいです。極度のプレッシャーはどうかと思いますが・・。

 

例えば電話応対。私は仕事を始めた頃、英語での電話応対が本当に嫌でした。面と向かって話すのにも苦労するのに、表情も見えない、ジェスチャーも使えない状況で英語を話すのは辛かったです。しかし、慣れとは怖いもので今では電話応対は大した苦労ではありません。もちろん時々アクセントの関係で聞き取りにくかったり、ものすごく速く話す人についていけなかったりというのはありますが、基本的に問題ありません。これもやはり仕事で使っていたからこそ身に付いたスキルの1つ。やっている間は実感は無いものですが、いつの間にか自分の英語力が上がっていることに気が付きます。

 

オーストラリアはワーホリ国として最も人気のある国なので、多くの日本人ワーホリメーカーに出会います。最初から英語力があってガンガン仕事する人もいれば、語学学校に通いながら少しずつ英語環境に慣れていく人もいて、人それぞれです。どんな職種であっても海外で仕事経験ができるというのは貴重なことなので、30歳以下の人はぜひ選択肢の1つとして考えて欲しいと思います。