破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン51日目 - 英語は日本でも勉強できる

ブログマラソン51日目。

 

英語は日本でも勉強できる。

 

先日の記事でも紹介しましたが、留学したからと言ってすぐに英語ペラペラになるわけではありませんし、英語力を劇的に伸ばせるかどうかは本人の努力次第です。

 

ブログマラソン28日目 - 海外留学するとペラペラになるという思い込み - 思い付きオージー

 

そして結論から言うと、英語は日本にいてもいくらでも勉強可能です。昔のように紙ベースの参考書や英会話教室だけではなく、オンラインの学習サイト、携帯アプリ、Skype英会話など本当に色々な学習環境が用意されている時代です。2020年に東京五輪が開催されることもあり、英語の学習熱も上がることに伴って、ますます学習環境は良くなるのではないでしょうか。英語を学習するためにわざわざ高いお金を払って留学・ワーホリをする必要はありません。

 

今まさに海外生活をしている私が言うと矛盾しているように思うかもしれませんが、私が言いたいのは、留学・ワーホリの目的を英語学習にするのは勿体無いということです。目的を英語学習に置くのではなく、学習した英語を実践する場、あるいは特別なことを経験する場としてとらえて欲しいと思っています。

 

フィリピンのように物価が安く低予算で済ませられるのなら英語学習としての留学はありかもしれません(実際フィリピン留学は最近すごく人気で、フィリピン留学を経由してオーストラリアに来る人はたくさんいます)。しかし、アメリカ・オーストラリア・カナダ・ニュージーランドなど留学・ワーホリ人気国では凄くお金がかかります。期間も限られているので、英語が全く分からない状態で行くと環境に慣れるだけで終わってしまう可能性もあるでしょう。

 

特にワーホリの場合仕事をする人がほとんどで、最初の3-4か月を語学学校通いに充てて残りの半年+αの期間で仕事をするというのが大体定番のコースです。しかし、個人的にもったいないなと思う点が2つあります。

 

①語学学校に通う期間が長い

ワーホリは1年間しかありませんし、一生に一度しか取れずしかも30歳以下限定のビザです。折角海外で自由に仕事ができるお得なビザなのに3-4か月も語学学校に通う期間に充ててしまうのは非常に勿体無いと思うのです。ワーホリの場合、語学学校は友達を作る場所、環境に慣れるまでの準備期間という捉え方をしておいた方が結果的に充実したワーホリ生活を送れるかと思います。語学学校に通いたければワーホリの前でも後でも、あるいは40,50歳になってからでも学生ビザを取ってしまえばいいだけの話です。

 

②英語力不足で仕事がとりにくい

最初の語学学校通いで英語力は何とかなると思っている人が非常に多いように感じます。もし本当に初級レベルの英語でワーホリを始めるとなると、3-4か月の語学学校で仕事ができるレベルにもっていくのは苦しいですし、相当の努力が要求されます。英語力不足だと結局英語を使わずに済む仕事に従事し、海外にいるのに英語を使う機会が無くなるという事態にもなりかねません。

 

以上の2点を考えると、やはり日本で英語を学習しておくことに越したことはありません。最初からある程度英語でコミュニケーションが取れる状態であれば、海外生活は充実したものになります。留学であれば語学学校だけでなく、専門学校・大学に通うこともできるでしょう。ワーホリであればローカルの企業、あるいは日系でも英語を多く使用する企業で働くことも可能なので、より多くの経験ができます。場合によってはビジネスビザのサポートもしてくれるかもしれません。

 

もちろんどれだけ日本で勉強したとしても、海外に来てから更に学習を進める必要はあります。しかし英語を話せる機会はいくらでもあるので、基礎ができてさえすれば学習効率は断然高くなります。多少英語を話せるとやっぱり楽しい。楽しいからもっと話したい。こういう風に良い循環になっていきやすので、劇的に伸びる可能性が高くなります。

 

ぎりぎりで決断して時間が無い人はともかく、もし事前に留学・ワーホリを計画している人がいるとしたらぜひぜひ日本にいる間に徹底的に学習しておくことをお勧めします。私が実際にどう学習してきたかということも追々紹介していきたいと思います。