破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン43日目 - 引っ越すときに身につける土地勘

ブログマラソン43日目。

 

引っ越すときに身につける土地勘

 

私は現在メルボルン市内から北東に10kmほど離れたハイデルバーグというところに住んでいます。住み込みで働くのが嫌になったことから見つけたフラットシェアで、そんなに永く住む予定では無かったのですが、昨年の12月中旬から今まで何だかんだで半年近くも住んでいることになります。しかしオフィスの場所が変わったことで長距離通勤を強いられていたこともあり、ついに今回再度引っ越すことに決めました。

 

私は海外に来てからというもの中々定住することができず、ニュージーランドとオーストラリアでの2年半の生活を通して何と12か所もの滞在先を転々としてきたのです。ですので次の場所が13か所目。日本にいた27年間では新しい場所に引っ越ししたことなど1回しか無かったことを思うと、それはそれは凄まじい環境の変化です。

 

引っ越しそのものは大変だし環境を変えるとストレスも溜まります。それでも新たな環境で過ごす楽しみもあるのです。また引っ越しの際は何件も物件を見て回って決めることになりますが、この見学を通して土地勘が養われるというか、様々な地名に精通することができます。

 

引っ越す機会が無いと住んでいる場所と仕事先・学校がある場所にしか焦点がいかないし興味も持ちにくいです。観光地でもない限り周辺の土地勘は付きにくいでしょう。しかし自分でシェアハウスを探すとなると、どの場所が安いのか、どの場所が住みやすく治安が良いのかなどなど自分である程度調べるようになります。今まで気にもしていなかった地名が当たり前のように感じられたり、電車の路線などにも目がいったりするようになります。私も今住んでいるハイデルバーグという地名は見つけるまで全く知りませんでした。市内から遠いのが難点ですが、静かで治安もよく過ごしやすい場所です。

 

また今回の引っ越しに伴って定期的に家の見学をしているので、大分メルボルンの周辺地区(Suburb)の名前には精通するようになりました。住む気もないのに、興味本位で今まで知らなかった地域にも見学に行ったことがあります。

 

留学する人の最初の1-2か月はホームステイで、その後自分でシェアハウスを探すというのはよくあるパターンです。慣れないと最初の内は何をしていいか分からないと思いますが、海外で自ら住まいを探すことは間違いなくいい経験になると思います。私のように10回以上もバカみたいに引っ越しする必要はありませんが、土地勘を付けるということだけでなく、英語の実践練習にも最適ですので、機会がある人はぜひ挑戦してみて欲しいです。