読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

破天荒な海外生活ブログ

ニュージーランド、オーストラリア、そしてカナダ。転々と放浪中

ブログマラソン17日目 - 英語の試験を受けるべきか否か

ブログマラソン17日目。

 

英語の試験を受けるべきか否か。

 

日本で英語の資格を取ると言われれば、思い付くのが英検とTOEIC。大学進学した多くの人がこの2つのどちらか、あるいは両方とも受験経験があると思います。私のときは、中学・高校までは英検のみ受験し(させられ)、TOEICなんぞという言葉は聞いたこともありませんでした。ところが大学に入った途端、就職に向けた意識が強いからか英検の存在はどこへやら、ひたすらTOEICを受験せよという風習。実際日本の企業が英語力の評価のものさしとして使用するのはTOEICのスコアで、とりあえずTOEIC730点を持っていれば就職にも昇進にも有利にはなりますよね。

 

しかし正直に言って、私はTOEICが好きではありません。何だか強制的にTOEICを受けさせられている人が非常に多いような気がします。私も元から英語に興味はあったし、大学の頃はTOEICでいいスコアを取りたいと思っていました。ただし、TOEICでいいスコアを取るためだけに英語を勉強するのが嫌になったのです。まず、TOEICの勉強をしたところで英語が話せるようにはならないし、TOEICが存在することで手段である英語が自分にとって目的化してしまっていたのです。

 

また、2014年にはイギリスのビザ申請にTOEICのスコアを利用することが禁止となりました。これは、替え玉受験や試験官の問題文読み上げなど、組織を上げての不正が発覚したためです(http://www.asahi.com/articles/ASG4S5W6LG4SUTIL03C.html)。このためイギリスでは、英語力証明の根拠としてETS(TOEFLとTOEICの運営団体)が行うテストの受け入れを停止しています。

 

世界的に資格として通用せず、読み書き能力のみしか判定しないTOEICが日本では未だに信仰されているのが不思議でなりません(実はSWテストというスピーキングとライティングに特化したTOEICが存在するが、残念ながらほとんど知られていない・・)。まぁ今後はTOEFLが大学入試や就職試験に活用されていくみたいなので、少しは現状が変わるのかもしれません。

 

ただし、TOEICだろうがTOEFLだろうが、私が言いたいのは「試験のための勉強」はやはり違うだろうということです。自分の英語力を測るために利用するのであればよいかもしれません。将来的に英語を使うことが約束されている職種や今後海外で働きたいという強い意志があるのであれば、英語を勉強すること自体は無駄にはならないはずです。

 

しかし、「英語を勉強しておけば将来役に立つだろう」くらいの動機だとしたら、むしろ全く勉強しない方が良い気がするのです。英語に限らず、語学の習得には莫大な時間を要します。中途半端に続けていると、結局時間とお金の無駄になりかねません。

 

私の場合、海外に来るまではこれといって英語を勉強する動機がありませんでした。だからこそ、もし30歳になるまでに英語と縁が無かったらきっぱりと勉強を止め、TOEICの受験もしないと決めていました。結果としては会社を辞めて留学する決心をしたので、幸運ながら英語と縁があり、今でも英語の勉強を続けています。約2年半の海外生活でかなりの時間を英語の学習に費やしましたが、それでも満足するレベルには達していません(私の学習効率の悪さも原因の1つではありますが)。

 

もし海外に留学することなく、ただ漠然とTOEICでハイスコアを目指していたとしたら、大して英語力も上がらず大きな時間の浪費となった可能性もあります。やるならやる、やらないならやらない。どちらかに決めてしまった方が結果的に得だと思います。

 

今日本当はイギリスやオーストラリア、ニュージーランドで英語力の証明として利用されているIELTSについて書こうと思っていたのですが、序論でTOEICに触れていたら違う方向に行ってしまいました(笑)。このIELTSについてはまた次の機会に書きたいと思います。