破天荒な海外生活ブログ

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ブログマラソン15日目 - オーストラリアでの産休・育休事情

ブログマラソン15日目。

 

オーストラリアでの産休・育休事情

 

本日は上司の出産祝いと言うことで、スタッフディナーがありました。彼は2人目の女の子が生まれて幸せそうな反面、子育てには疲れ切っているようで、ここ最近は毎日ゾンビのような顔をしています(笑)。

 

お母さんが産休で休みを取るのは当然ですが、オーストラリアではお父さんも結構しっかりと育児休暇を取りますよね。英語では産休も育休もMaternity Leaveと言って、旦那さんも出産に立ち会うのが当たり前だし、しっかりと育児休暇を取る人が多いようです。うちの上司も2週間仕事を離れていました。赤ん坊の体が通常よりうんと小さく、成長を始めるまでに時間がかかったそうですが、そういう事情があるとはいえ、仕事を休んで最初の子育てに時間を割けるのはよいことですよね。

 

日本では出産の立ち会いも、しっかりと育児休暇を取るのもまだ一般的では無いと思います。少しずつ増えてきていることとは思いますが、西洋諸国に比べるとまだまだ。制度を決めることはできても、そういう文化として一般化をするのはきっと難しいのかもしれませんね。

 

遅くまで残業して、子供の顔を見る時間も少ないというお父さんはここでは少数派だと思います。うちでも夏の時期はスタッフ同士でバーベキューをしたりもしますが、やはり結婚している人、子供がいる人は家族も一緒に連れてきます。未だに日本では家庭を顧みず仕事に勤しむという風習がありますが、オーストラリアではもっと家庭を大事にする人が多いし、周りもそういうことに対する理解があるから、ある程度気軽に育児休暇も取れるし、仕事と家族がもっと(いい意味で)繋がっているのかなと思います。だからと言ってオーストラリア人が仕事をしないというわけでは決してありませんよ。ただし、本当に怠惰で仕事が遅い輩(能力ではなく、やる気の問題)が日本より多いのは事実です・・・。